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●STAGE.04 |
■story■ 守る為の戦い それもまた戦争だと知らされたソラは迷いつつも戦い続ける そんな中 彼女の前に一人の少女が現れた |
ソラ |
「…僕のやってる事も…戦争」 「僕がみんなと同じ事をしてるって言うなら」 「戦いはずっと終わらない…?」 「…そしたら いつか守りきれなくなって …あの人達も…この星も?」 「…」 「そんなの嫌!」 「…どうしたら…いいんだろ」 「?」 「…この機体…もしかして…」 |
シャム | 「ソーラー!!」 |
ソラ | 「シャム?」 |
シャム | 「ソラ! 無事だったのね!」 |
ソラ | 「うん…大丈夫です」 |
シャム | 「もう 凄く心配したんだから!」 |
ソラ | 「ええっと…ごめんなさい」 |
シャム |
「むー」 「ホントは沢山叱らなくちゃいけないんだけど」 |
ソラ | 「うぅ」 |
シャム |
「仕方ないなー」 「今は許してあげる」 |
ソラ | 「シャム…」 |
シャム | 「さ 帰ろう」 |
ソラ | 「あ…」 |
シャム | 「どうしたの?」 |
ソラ | 「ごめんなさい…僕 帰れません」 |
シャム | 「へ?」 |
ソラ | 「…」 |
シャム | 「…どういう事?」 |
ソラ |
「…守りたい人がいるんです」 「だから 僕はここで」 |
シャム |
「ソラ」 「…それは流石に許せないよ?」 |
ソラ | 「シャム…」 |
シャム |
「キミは自分がどれだけ重要な存在か 分かってる?」 「キミがいれば私達は勝てるし いなければ負ける」 「それが最終兵器 ソラなんだよ」 |
ソラ | 「それは僕の望んだ事じゃありません」 |
シャム |
「キミが望まなくても その力は君にしかないの!」 「私に力があれば ソラの代わりになってあげてもいいけど」 「そうはいかないの!」 「だからお願い ソラ 戻ってきて」 |
ソラ | 「…嫌…」 |
シャム | 「ソラ!!」 |
ソラ | 「…僕が戻ったら あの人達が死んじゃう」 |
シャム |
「キミが戻らなかったら 私達が死んじゃう」 |
ソラ | 「それも嫌!」 |
シャム | 「だったら!」 |
ソラ |
「…ねえ シャム」 「…戦争…やめましょうよ…」 「…戦争が終われば 誰も死にません」 「それに 星が壊れるのを止める事だって」 |
シャム | 「それができると思う?」 |
ソラ |
「どうすればいいかなんて 思いつかないけど」 「でも…そうすれば…みんな守られる…」 |
シャム | 「それは夢だよ」 |
ソラ | 「人の始めた事なら 人が止められる筈です」 |
シャム |
「方法すら思い浮かばないのに そんな事を言い切るな!」 「どうしても戻らないって言うなら」 「力尽くで連れ戻すんだから!」 |
ソラ | 「シャムっ!!」 |
シャム |
「流石 ソラだ」 「あの数でも止められないなんて」 |
ソラ | 「…シャム…やめましょう」 |
シャム |
「私も…本気で行くよ… やっつけちゃう気で戦うんだから」 |
ソラ | 「やめて…シャム!!」 |
シャム | 「やっぱり…ソラは強い」 |
ソラ | 「シャム…」 |
シャム |
「強いけど…キミは一人だよ!」 「ヒト一人の手で 戦争が止められるハズが無い!」 「こんなバカでっかい戦争! キミが何人いても止められない!」 |
ソラ |
「そうかもしれません…でも…」 「守りたいもの…人… 全部助ける方法がそれしかないなら」 「僕はそれを選びます」 |
シャム |
「…」 「もし私の大事な人達が死んじゃったら」 「私はキミを絶対に許さない」 |
ソラ | 「…」 |
シャム |
「でも」 「キミがもし戦争を止められたなら その時は笑顔で許してあげる」 |
ソラ | 「…その為にも頑張ります」 |
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